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水中ポンプシリーズ

御使用時(運転時)の基本留意事項

水中ポンプ御使用の際、使用電源及び電気容量がポンプ出力に見合っているかを御確認ください。

特に事前の御指示が無い場合、当社のポンプは単相 100V 50Hz/三相200V 50Hz仕様です。
なお、ポンプのインペラ(回転羽根)は電源周波数50Hzと60Hzで仕様が変わります。50Hz仕様を60Hzで使用した場合過負荷運転となり、モーター損焼などの原因となります。

 発電機ご使用時の正常運転状態(無負荷)を左図に示します。周波数(Hz)が52.5Hz付近となっているのは、負荷運転(ポンプが回った状態)の時にエンジン回転が低下した時に50Hzとなるようにするためです。(詳しくは、御使用の発電機の説明書等をご参照ください。)

ポンプ使用時は、必ずアースをおとり下さい。

 漏電事故など、重大災害につながる恐れがあります。アース(緑線)は必ずおとり下さい。 

動力(三相)ポンプ設置時、ポンプの回転方向を御確認下さい。

 水中ポンプは、インペラ(回転羽根)の構造・形状から、正規の回転方向があります。構造上、逆回転をさせた場合でも揚水してしまいます。ただし、所定の揚水量が得られない上、モーター冷却が効率よく行われないため、モーター保護装置の作動や、モーター損焼などに至る場合があります。

 なお、回転方向の確認方法は、起動時にポンプ本体にかかる反動方向にて判断できます。
 ポンプの羽根は、ポンプを上から見た場合に時計方向に回転します。起動時にはその反動により、ポンプ本体は逆方向(時計と反対方向)に動きます。この反動方向の確認により、判断できます。 

※ポンプの羽根を目視にて確認することは大変危険です。特にサンド型ポンプでは撹拌羽根が露出しており、巻き込まれ事故などの危険性がありますので、絶対におやめ下さい。

 なお、ポンプの回転が逆回転である場合は、ケーブルの接続(赤・白・黒)のうち、2本を入れ替えて接続しなおして下さい。
例:現在左から赤・白・黒の順に接続して逆回転の場合→黒・白・赤に入れ替える。

ポンプ選定について

 ポンプを選定されるにあたり、ポンプの必要揚程を御確認ください。ポンプ設置場所から排出位置までの高さと距離により、ポンプに求められる能力が変わります。例えば、深さ5mの位置にポンプを設置し、垂直配管で地上に設置した高さ2mのタンクに水を汲み上げる場合、最低7mの揚程能力を持ったポンプが必要となります。また、この時タンクの設置位置が、ポンプの設置場所から離れた距離にある場合には、水平配管延長分の揚程も加味されます。御不明の時にはお問い合わせ下さい。

また、通常表記しているポンプ性能は、基本的に清水にて試験された時の性能です。御使用環境(揚水溶液の比重・粘性)などにより、表記の性能が得られない場合がありますので、ご注意下さい。

電源の接続は確実に。またケーブル延長の際は、長さに応じた適切な太さのケーブルを御使用下さい。

 ポンプに限らず、モーター負荷は欠相運転されますと、すぐにモーター損焼に至ります。また、延長ケーブルが所定の太さで無い場合、ケーブル及びモーターの焼損や発火事故に至る場合もございますので御注意下さい。


こんなときは・・・(よくある御質問)

(1)ポンプは回るが、揚水量が少ない(水が揚がらない)
御確認ください 
 a:電源(電圧及び周波数)が規定通りか?
  所定の電圧・周波数より低い場合は、ポンプは正常に能力を得られません。電源の確認と調整を行ってください。
 b:ポンプの回転方向は合っているか?
  ポンプの回転が合ってないと、所定の能力は得られません。(逆回転の場合でも、ポンプは揚水してしまいます。回転方向の確認と正規回転となるよう接続を換えて下さい。
 c:ポンプの揚程能力以上の揚程環境で使ってないか?
  必要揚程に見合ったポンプを選定されているか、御確認下さい。また、つぶれたホースを使っている、排出経路にエルボなどの曲がり部分が多いなども揚程損失の原因となります。

(2)運転中、ポンプが止まってしまうが、しばらくすると再度運転する状態を繰り返す。
 このケースは、モーターの保護装置が作動している事がほとんどです。下記の御確認事項を御試し下さい。(保護装置は、モーターが異常発熱すると電源をカットする構造のものが多く、熱が冷めると再度通電する機構となっております。)

御確認ください
 a:電源(特に周波数)は規定通りか?
  周波数が50Hzを大幅に超えた状態で運転すると、ポンプは過負荷状態となり、モーターの保護装置が働きます。電源を200V 50Hzに調整して下さい。(発電機の場合)
 b: ポンプの回転方向は合っているか?
ポンプの回転方向が逆回転の場合、モーターが効率よく冷却されないために保護装置の作動に至ります。回転方向の御確認と処置を行って下さい。

上記の確認を行っても改善されない場合は、ポンプの保護機構の劣化も考えられますので、当社まで御連絡をお願いいたします。

(3)(残水型ポンプを御使用の場合)ポンプは運転しているが、吸水しない。
 御確認ください a: 呼び水は十分に入れてあるか?
 残水型ポンプは、初期起動時「呼び水」が必要です。